2017/12/26

福島県建築文化賞・優秀賞受賞









福島県建築文化賞にて優秀賞を受賞いたしました。

■受賞作品【BLUE MUG COFFEE】いわき市

■報道発表

■第34回福島県建築文化賞受賞作品


これも偏に建築主様はじめ工事に携わってくださった施工業者様のおかげです。本当にありがとうございます。
今年は福島県住宅建築賞で最優秀賞を頂くなど、充実した一年でした。
更なる進歩をすべく、来る新年も努力邁進してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます!



2017/12/01

Cabinet Vol.4 winter


Shop Blogを更新しました!






2017年、全4回開催企画したCabinetもいよいよファイナルとなりました。
 12/10(日)11時~19時(フードは売切り完売です)
 きらめくイルミネーションとクリスマスツリーの下、ギフトな1日をお楽しみください! あたたかい装いでいらしてくださいね!





What is a cabinet? 
 □ 建築設計事務所ハコプラスデザインが企画・運営する1day Shop
 □ "4season"をキーワードに2017年、4回開催(今回がファイナル)

 ● 私たちが気になる旬のアイテムを紹介する『Cabinet』
 ● 趣向を凝らした『Work Shop』
 ● この日限りの『Special Food』

 あなたと誰かをつなぐ1日になりますように!

Vol.1:2017.3.12
Vol.2:2017.6.11
Vol.3:2017.10.15




2017/10/17

青い鳥







イベントを終えほっと一息・つく暇もなく日々の業務に追われております。【中山の家】も竣工お引渡しを終えました。
最初はリノベーションのご相談から始まったものの、既存建物を再利用するには多々問題があり紆余曲折のうえ新築でReスタート、ここに至るまで本当にいろんなことがありました。クライアントも私たちも思い入れ然り。がんばって建てて良かった、と皆つぶやいたお引渡しでした。

幸せの青い鳥をそっと放ちこの家この家族にたくさんの幸福が訪れますように、願いを込めて、また1棟。ゆるがぬ信頼の数年間を、ありがとうございました。






カメラマン譲蔵氏の撮影データも納品されたので、近日中にWORKSも更新します。最高の青空での撮影でした!





2017/10/11

今度の日曜日






さっぱり更新しない建築ブログですけれども、ショップブログは毎日更新中ですの。

今度の日曜日に迫った1DAYイベント【Cabinet】の準備に大わらわです。何枚も黒板を用意しメニューやら案内やらを描き続け、一夜明けたら筋肉痛という情けなさ。そういやリフレッシュのために始めたジムもしばらく行ってない。行けないことがストレスになってくる~。決めた!Cabinetで思い残しないくらいたらふく食べて、ジムで消費する!
さあ、あなたも秋太りの理由づけに今度の日曜日はHACOへ行こう!!

10月15日(日)11:00~19:00(L.O.)





Cabinet
2017.10.15


2017/09/28

WORKS更新







お気付きの方もいらしゃるかとは思いますが、長らく放置しておりました【WORKS】をまとめて更新しました。

カメラマンさんに撮影をお願いするようになったのがここ数年でして、以前はわたし若しくは彼が竣工間際にバシャバシャと撮っていたので、まあそれなりの画像です。今後はそのあたりを上書き撮影してゆく予定。改めて見返し思い返してみると過去の案件、かなりチャレンジした設計もあって、写真の腕ゆえにそれが伝わらないのが口惜しいわ。と言い訳がましい前置きを頭に入れてから、ご覧くださいませ。




2017/09/06

ホワイトシュミレーション







【中山の家】は白の家。屋根までまっしろです。もうひとつのキーワードは横ライン。外壁はラップサイディング、屋根は段葺き、南面から北面までぐるりと横ラインがまわりこみます。







道路面ファサードは目地を消して塗り壁仕上げ。積み木の小口のような、家型のような、ポエティックな佇まいです。
塗り壁の白は幾色ものホワイトグラディーションから選んだもの。ひとくちに白と言っても暖かみのあるホワイトから青ざめた純白まで微妙に異なるので、現物サンプルを作って検討するのです。事務所中庭の外壁も白の塗り壁なので、そこにズラリ並べてコーヒーすすりながら何番目、いやその隣、と。こんなことも楽しいんだよなぁ


2017/09/05

手の届く2階




工事中盤の一コマ。上階へ登ろうとしている彼のはしごにご注目。6尺(約1.8m)脚立でひょいと上れる【中山の家】の階高(1階と2階の高低差)は2mです。背伸びをすれば手が届く高さ、つまりぐぐっと低い2階。

コンパクトな家ながら中央に大きな吹抜けを設け、その周りを低い2階フロアが囲みます。体育館のギャラリーのような見下ろす空間には高低差のギャップが少なく、上下階はひとつながりになり不思議な一体感が生まれてくれました。




そこへ掛ける階段はスケルトンで軽やかにしたいもの。段板だけが宙に浮かぶステップを踏んで上階へ。低い2階も、その低さの秘密も、オープンハウスでご体感ください!

現場は大詰め、家具工事でdecoさん奮闘中~今回はラワン合板の家具に建具、こちらもお楽しみに~




【中山の家】オープンハウス
2017.9.9&10
ご予約承り中



2017/09/04

木漏れ陽の灯り






かねてより現物を見たいと思っていた照明を採用していただきました。直径75cm、高さ70cmのボリューミィなペンダントライトです。リアルな葉を表現したアーティフィシャルフラワーがこぼれおちる、その隙間から漏れる柔らかな光。

普通の空間、まして住宅ではこのダイナミックな大きさと個性を受け止めること難しいと思っていましたが今回の【中山の家】では許容し映えるのではないかとご提案。クライアントの予想以上の反響を得て実現に至りました。嬉しい!
今週末に迫りましたオープンハウスでぜひご覧くださいませ。





【中山の家】オープンハウス
2017.9.9&10
ご予約承り中



2017/08/24

一次通過




福島県建築文化賞の第1回審査委員会にて、現地審査に進む16点に選出いただきました。大型物件や著名な方々が受賞者に並ぶハードル高い賞だけに、審査に残っただけで嬉しいです。

https://www.minpo.jp/news/detail/2017081844306

初めての応募となった今回、エントリーした物件は3年前いわき市に設計したカフェ【BLUE MUG COFFEE】
一般企業の事務所に併設されたカフェは、単なる営利目的を越えコモンスペースとなり得る場を目指して設計しました。地域に愛され人をつなぎ、その土地の原風景の一部となりますように。この物件に関わった様々な方の願いや思いや夢をかたちにし、実際に愛される空間として活きていることを伝え聞く、これに勝る喜びはありません。

16点の選出作品を見るに錚々たる物件で武者震い通り越え修学の念でもありますが、今夜は選出の喜びにひたろう。

2017/08/19

定点カメラ














【中山の家】外観成長記録。なんとも可愛らしいおうちに育ちました。

最近(いまさら)インスタグラムを始めましたら、写真UPするだけの気軽さにやみつき。でもいつでもスマホ片手にする中学生みたいになっちゃって、それは美しくないので、文庫本を片手に歩く妙齢の婦人を目指そうと立ち返る今日この頃です。

でもフォローミー❤
https://www.instagram.com/hacoplusdesign/





【中山の家】オープンハウス
2017.9.9&10
ご予約承り中




2017/08/18

建築は本

とある打合せで岐阜方面へ行ってきました。電話やメールで十分事足りるこの時代、先方よりもわざわざ?!と驚かれたのですが、いいのです行きたかったのです。同じ空気を吸ってお話してみたかったからで、それだけですが、大事にしたいことのひとつです。




模型等荷物が多かったこともあり、車で向かうことにしました。時期は民族大移動のお盆まっさかりです。テレビでは渋滞45キロ!などと嬉しそうに実況中継。戦場へ好んで向かうようなものでしたが、若干ハイにもなってきました。

夏休み中の娘たちを実家に預け、いざ出発。渋滞を避け約8時間かけて岐阜に到着しました。そうして打合せの合間を縫って分刻みで移動します。グーグル先生大活躍です。今回の出張、建築探訪も同時に重ねたのです。




ぎふメディアコスモスを皮切りに、せっかくの遠征だからと見たかった建物・名前だけ聞いたことある建物・ジャンルも好みも無作為に手当たり次第訪ねます。伊藤氏、妹島氏、西沢氏、藤森氏、磯崎氏。アントニン・レーモンドに吉村順三氏・・・講評も批評も関係なく、己の目で見、空間を味わう至福。知った被ってうんちくなど野暮なことは否。建築が在って生まれた空間を、設計の意図を想像しながら体感するのはものすごく楽しい!
夏休み中の子供連れで賑わう昆虫博物館(安藤忠雄氏)は湿気と臭いと蠢く昆虫の気配にノックアウトされましたが。うめきながら写真を撮りまくる夫婦(虫苦手)はさぞかし奇妙に映ったことだったでしょう。





帰宅後、購入したままになっていた雑誌を何となくめくると、安藤忠雄氏のコラムが目にとまりました。
「建築にはそれが造られた時代の薫りが歴史として詰まっているわけですから、建築を見て回るというのは、本を読んでいるみたいなものです。何を見ても、あれも楽しい、これも楽しい。今思い出しても、感動の記憶が蘇ってきます。」

思い出しました。学生だった頃。結婚したて、笑っちゃうくらい仕事がなかった頃。暇さえあれば建物を見てまわりました。そうして感動したり焦ったり、一流と言われる仕事を前に感服したり、泥のような感情をもったりとしたものです。
それはイチミリも変わらず、今もなお。

仕事が趣味で、趣味が生業で、本当に幸せだと噛みしめる出張でした。
帰り道もグーグル先生のお世話になりグルグル回り、2日半で約1800キロ走破しました。結局ずっと運転手の彼に感謝。






2017/08/03

完成見学会のご案内

オープンハウスのご案内です。
お久しぶり!の皆さま、初めまして!の方、お会いできることを楽しみにしております。
ご予約お待ちしております。











・スペースつながるブロックハウス
・コンパクトな白いハコをつらぬく二層の大空間

【中山の家】2017.9.9(土)10(日) 10:00~17:00


実際のお住まいをオープンハウスさせていただくため、予約制とさせていただいております。
お手数ですが下記申込フォームよりご予約願います。


お申し込みはこちらから
▶ 完成見学会ご予約申込フォーム

ご予約お待ちしております!


2017/07/11

山登り






先日クライアントに呼ばれて現地調査という名のハイキングをしてきた彼。敷地周囲を歩く程度が山ひとつ抱えた広大な土地ゆえ、アップダウンありのアクティビティ。こんなことなら山用ブーツ履けば良かった!と悔いる彼。足元が不安定だったからかと思いきや、登山本番の予行演習にちょうど良かったのに・・・と。年中脳内アウトドアね

小さな登頂を果たすと眼下には街並みが広がり、ここへ登ったから出会えた景色に登山の喜びを感じたひと時でした・・・って、主目的はどこへ。




設計は完了し、開発行為完了待ちの【いわきふるさとの楽園2号館】新築工事。
いよいよ動き出します。



2017/07/10

お引渡し






【中央台の家】お引渡しを終えました。
閉じて開くコートハウスとして、住宅地ど真ん中にありながら互いのプライバシーを保ちつつ解放的な暮らしを叶える住まいとなり、何よりクライアントに喜んでいただけて感謝万歳です。

工期等諸事情により残念ながらオープンハウスを開催すること相成りませんでしたが、近日中にサイトにて完成写真を掲載いたしますね。長く愛される建物となりますように!



2017/07/07

外とソトの境




小話。
昔々、彼とふたりで建築巡業(という名のあてのないドライブ)によく行ったのですが、ナビも無い時代、道に迷うと近隣の住宅の窓を探ったものです。大きな掃出し窓がついてるほうがほぼ南。太陽がない雨天でも方角が見える、と冗談めかして笑いあったものです。

笑えないのは、太陽の恩恵を受けるために設けたはずの大きな窓には、決まってレースのカーテンがぴっちり閉まっていること。なぜ?言わずもがな・・・通りから丸見えだから。せっかく大きな開口設けても、前の家のお尻を眺める生活。カーテンを開けない暮らし。なぜ、疑問に思わないのでしょう。なぜ、声を大にして叫ばないのでしょう。

窓を開ける生活がし・た・い!







私たちの住宅設計において念頭に置くいろいろなことのうちのひとつは「カーテンのいらない暮らし」

開けない窓は窓じゃないし、外とつながりのない暮らしは家ではない。カーテンは夜の光もれを抑える手段で、日中の強い光は深い庇や遮光ブラインドで賄えるように、プライバシーを守りながら解放的な空間となるようにプランニングしています。
レースのカーテンはそのはためく姿が好きなんです、という趣味は別よ。

【中央台の家】もしかり。北側道路の敷地、近隣住宅と同じくすれば南に大きな窓、前の家のお尻、もれなくぴっちりカーテンな暮らし。いただけない。
住宅地でよく使う手法のひとつコートハウススタイルにするのは簡単な答え。しかしただ閉ざすのではなく、光と風を導く方法はないものか。閉鎖的とならず周囲にやわらかに馴染む佇まいとする術はないものか。




今回行きついた答えはコートハウスとなる要の中庭と、さらに外の境界となる窓の壁。
閉めれば柔らかな光とプライバシーを守る光壁。開ければ風を招くやわらかな境界の塀。
原設計では外の通り道としてデッキが中庭を囲み、土の部分は芝張りで裸足で行き来できるように、でしたが予算と要望あってのことで・・・住みながら育ってゆくことでしょう。

2階まで一体となる大屋根の水下はこの窓の壁高さを基準に決め、中庭そして家族室へ光が降り注ぐように配慮しています。建物自体が敷地境界線からセットバックした塀として機能するので、周囲にフェンスは不要。もちろん、室内の分厚いカーテンも不要。深い軒と共に真夏の遮光用ブラインドは設置しました。




まだ網戸が入っていない状態ですので、より解放的。
敷地境界の外、敷地内の境、室内空間との境の中庭、とレイヤを徐々に重ねるコートハウスとなりました。