2017/06/29

いわきワイナリー





ここが福島でいわき市だということを一瞬忘れるロケーション。今時期は梅雨の恵みを受けた瑞々しい若葉が生い茂り、晴天ならば両手を広げて思い切り風を受けとめたくなる。

ここにいわき夢ワインをご紹介する空間をつくり、人々が集い笑い幸せを分かち合う姿を、想像する幸せ。





先日開催されたいわきワイナリー総会では、計画の一端をお披露目されていました。スクリーンに大きく映し出された文字に、胸が高まり武者震い。期待に応えるワイナリーショップを実現すべく、背筋が伸びる思いです。
総会の後は懇親会(という名のワイン満喫会)、都合により私は泣く泣く退席、Hagiさんの料理と共にワインをたっぷり堪能してきた彼がウラヤマシイ。



2017/06/28

日々考々







【中央台の家】さかのぼっての現場レポ。1階ピロティは玄関へつづく雨のかからぬ通り道。土間レベルの上に2階を載せることで、北側をぐっ!と高さ抑えることができるのです。

ではここで高さを抑える意味。大屋根でつながる上下階のほどよい天井高。規格材で納めるコスト考慮。次いで廃材抑える環境配慮。通りに対する圧迫感の軽減。単なる見た目ではなく幾多にもからめて、今日もプランニング。



2017/06/17

建築賞受賞






ふくしま住宅建築賞で最優秀賞をいただきました。自邸「5つの光庭をもつ家」設計者として新妻邦仁・新妻多恵子の2名で受賞いただき、昨日表彰式に出席してきました。想定外の大きな会場でしかも壇上に上るなど考えてもおらず、緊張の連続。

式の後、私は受賞作品のプレゼンテーションをし、彼はシンポジウム「つなぐ・活かす・終える」にパネリストとして参加、ディスカッション。こちらは緊張ほぐれ、楽しく良い経験となりました。

建築後8年を経過する建物での受賞は稀でしょうが、しかし今評価されたことが嬉しくあります。震災や周辺環境、経年の変化に柔軟に対応し、しなやかに育つ建物。人が過ごす器としての建築を考えた時、できたての美しさ以上に、時を経て地元に根付き愛される建築として受賞いただけたことは何よりの励みになりました。ありがとうございました。




立派なパンフレットにも掲載していただき、感激!(会社名が誤植となっていますが笑)

余談ですが、震災後に名称も新たにされたこの建築賞は、審査委員長はじめ審査の基準や視点が深く、審査経過も明瞭で、実は去年の受賞パンフレットを手にしたことが今回の応募のきっかけとなりました。広くこの建築賞が認識され、街並みがゆたかなものとなりますように、願っています。
私たちも受賞をきっかけに、より建築に真摯に向かい合う所存です。がんばるぞー