2017/09/28

WORKS更新







お気付きの方もいらしゃるかとは思いますが、長らく放置しておりました【WORKS】をまとめて更新しました。

カメラマンさんに撮影をお願いするようになったのがここ数年でして、以前はわたし若しくは彼が竣工間際にバシャバシャと撮っていたので、まあそれなりの画像です。今後はそのあたりを上書き撮影してゆく予定。改めて見返し思い返してみると過去の案件、かなりチャレンジした設計もあって、写真の腕ゆえにそれが伝わらないのが口惜しいわ。と言い訳がましい前置きを頭に入れてから、ご覧くださいませ。




2017/09/06

ホワイトシュミレーション







【中山の家】は白の家。屋根までまっしろです。もうひとつのキーワードは横ライン。外壁はラップサイディング、屋根は段葺き、南面から北面までぐるりと横ラインがまわりこみます。







道路面ファサードは目地を消して塗り壁仕上げ。積み木の小口のような、家型のような、ポエティックな佇まいです。
塗り壁の白は幾色ものホワイトグラディーションから選んだもの。ひとくちに白と言っても暖かみのあるホワイトから青ざめた純白まで微妙に異なるので、現物サンプルを作って検討するのです。事務所中庭の外壁も白の塗り壁なので、そこにズラリ並べてコーヒーすすりながら何番目、いやその隣、と。こんなことも楽しいんだよなぁ


2017/09/05

手の届く2階




工事中盤の一コマ。上階へ登ろうとしている彼のはしごにご注目。6尺(約1.8m)脚立でひょいと上れる【中山の家】の階高(1階と2階の高低差)は2mです。背伸びをすれば手が届く高さ、つまりぐぐっと低い2階。

コンパクトな家ながら中央に大きな吹抜けを設け、その周りを低い2階フロアが囲みます。体育館のギャラリーのような見下ろす空間には高低差のギャップが少なく、上下階はひとつながりになり不思議な一体感が生まれてくれました。




そこへ掛ける階段はスケルトンで軽やかにしたいもの。段板だけが宙に浮かぶステップを踏んで上階へ。低い2階も、その低さの秘密も、オープンハウスでご体感ください!

現場は大詰め、家具工事でdecoさん奮闘中~今回はラワン合板の家具に建具、こちらもお楽しみに~




【中山の家】オープンハウス
2017.9.9&10
ご予約承り中



2017/09/04

木漏れ陽の灯り






かねてより現物を見たいと思っていた照明を採用していただきました。直径75cm、高さ70cmのボリューミィなペンダントライトです。リアルな葉を表現したアーティフィシャルフラワーがこぼれおちる、その隙間から漏れる柔らかな光。

普通の空間、まして住宅ではこのダイナミックな大きさと個性を受け止めること難しいと思っていましたが今回の【中山の家】では許容し映えるのではないかとご提案。クライアントの予想以上の反響を得て実現に至りました。嬉しい!
今週末に迫りましたオープンハウスでぜひご覧くださいませ。





【中山の家】オープンハウス
2017.9.9&10
ご予約承り中